難聴・めまい・耳鳴りとストレスの関係とは
難聴・めまい・耳鳴りとストレスの関係は大いにあります。
まず、大きく二つに分けて考えますが、検査で何も異常が見つからない場合は、かなりの確率でストレスが難聴・めまい・耳鳴りの原因になっています。
耳側(伝音側)での異常がないので検査では見つからないのですが、情報を受けて解析認識する側の脳幹や神経伝達経路に異常が起こるからです。
脳幹は、自律神経やホルモン制御をおこなうのですが、同じ場所が聴覚・平衡感覚の中枢でもあるからです。この現象を機能性難聴と言います。
また、例えば内耳に炎症があったり動脈硬化が原因の難聴・めまい・耳鳴りでも、結局は根本原因がストレス・・ということもあるわけです。
ストレスは自律神経のバランスを狂わせ、交感神経を強く刺激し、結果的に免疫のバランスが崩れ最終的に活性酸素を体内に蓄積します。
活性酸素は、体内の粘膜など弱い部分から炎症を起こしていきます。ですので、人によっては胃炎になったり、歯肉炎になったり、ある人は中耳炎になるわけです。
メニエール病もそれに類似する現象で、音(鼓膜の振動)を伝達するリンパ液の調整が、ストレスによる自律神経の乱れで狂い、上手く調整されないために耳鳴りや激しいめまいに襲われる現象です。
よく心因性のストレスの場合、抗うつ薬や抗不安剤で治そうとするケースがありますが、それはいけません。根本原因の解決になっていないばかりか、薬の副作用で苦しみ完治も送らせてしまうだけです。
結局は、無理な生活習慣や間違った生活習慣がストレスを引き起こし、自律神経のバランスを崩しているわけです。
そしてさらに、自律神経のバランスを崩している原因は心因性のストレスだけではありません。栄養バランス・運動不足・睡眠不足・鎮痛薬の常用なども大きく関わっているんです。
薬などは使わず、健康的に根本から治していくべきなんですね。
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